NAPとは

concept

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『NAP(ナプ)』とは

「Nature & Art Program」の頭文字で
マジャール語(ハンガリーの公用語)では、
『太陽』を意味します。

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 古来、人は自らの裡に太陽を宿して生まれ、
その太陽を羅針盤として生きていくとされました。
沖縄に残る古い言葉「てだこ(太陽の子)」にも、
それが隠喩されています。

 今日主要な発達論において、
人は、自らの属するコミュニティの中の一員として
関係性という開いた課程で
社会的・歴史的・文化的な営みとして
発達すると考えられています。

 しかしながら、
人の成長は、
個の中に閉じた課程をも
必要とするのではないでしょうか。
 
 一見矛盾するこの2つの教育観は、
「太陽の貝」と称される
『ゴホウラ』の中で結びつきます。

熱帯性の貝にも拘らず、
西日本のあらゆる遺跡からその貝輪が出土します。
 そのことからも『ゴホウラ』は、
特別な護符の貝だったと言えます。

 貝頂から始まるゴホウラの命は、
規則的な螺旋を描きながら成長します。
同じ巻貝の一種であるタカラガイが、
亜成貝になると深く巻き込んでいくのに比べ、
ゴホウラの殻口は大きくひらいて
翼のように広がります。
その翼の縁が宝石のように肥厚して
オレンジ色の輝きを放つと
ゴホウラは成貝になります。
そうなることで、自らの命をしっかりと
守ることのできるような形状となるのです。

 内に秘めた渦巻の力を 
あるとき反転させて外へと向ける、
ゴホウラの成長課程で起こる
生のダイナミズムが、
内的な成熟と社会的・文化的な成熟を象徴し、
調和が生み出す美しい芸術的フォルムは、
子どもたち一人ひとりを導くことでしょう。
 
 いのちあるものは、
いのちあるものと共振し、
いのちあるものによって導かれます。
 
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一般社団法人NAPでは

自然や 芸術を
いのちあるものと捉え
子どもたち一人ひとりに
手渡していきたいと願っています。




代表理事    田中 美也子


NAP事業概要


一般社団法人NAPでは、自然と芸術を通した
教育•療育を目的とし、 その目的に資するために、
以下の事業を行っています。


1.野外教育事業
2.芸術教育事業
3.児童福祉法に基づく障がい児通所支援事業
4.インクルージョン事業
5. コンサート・展示会・展覧会事業
6.研究会・講演会事業
7.その他当法人の目的を達成させるために必要な事業




NAP STAFF&Atelierみるく講師

鹿児島しょうぶ学園視察研修にて

2022Atelierみるく卒業記念展示・ コンサートにて

2018 NAP懇親会にて

2018 Atelierみるく作品展・       コンサートにて    

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